ロクオンライフ

ギター修理,製作.音楽録音

3本ギター完成。後感

3本ギター完成。後感

NO 1

ヤマハ製 G-180

手元に来た時から、弦、ナット、サドルなし。どんな音がしていたのか不明。もしや、単板ギターかと改造を

開始したが、表板のみが松単板ギター。大きな傷はなかったけども、赤色の厚化粧をし、厚みを測れば

3mmほどの厚みがあり、総重量は1.55キロぐらい。とりあえず、軽くすることから開始、結果1.45キロに

軽量化。表板は周辺2mm強、センター付近は2.4ぐらいに。どんなに薄くしても、表板のシミはとれません。

サイド&バックはオバンコール合板。

 

 

 

ギターの塗装は全てシェラク塗装にしました。

表板部分は少し色づけし、色むらは無視しながらも、普通に整えました。サイド&バックもシェラック塗装

には違いありませんが、「テカテカ」にはしていませせん。音には関係ないですから。見た目が綺麗だけでは

意味もなし。あと2本のギターに比べれば音色はいかんともしがたいが、弦長660mm、本体も大きく

厚みも10センチ弱ありクラシックらしい音色。

フレットがかなり削られていたので、1~13フレットまで交換、指板調整も勿論。ネックが太すぎるので

標準に近く削りました。糸巻きは、立派ではありませんが、痛みもなく、そのまま。ブリッジは、

いかにも重そうだったので、修正し、飾りも。(最後の写真、足が写っています。ゴメンナサイ。)

弦長660mmであること、全体の胴厚が96mm位のためクラシックらしい音色。音に硬さが感じられるのが私は嫌い。エフェクターは一切なし。

自己評価 65点


NO2    ウォルナット単板ギター 表板スプルース単板

ヘッドの形は違うけど、構造、サイズはほぼハウザースタイル。表板の厚みも、だいたい2mm。

総重量1.35キロぐらい.軽さの要因は、指板をエボニーでなく、【ロースト加工】バーズアイメイプル

いまや、3Aエボニーを仕入れても、良い材料に巡り逢いません。これはギター材料メーカー

「大和マーク株」さんの商品で、説明によればローステッド加工とは、熱と水のみで約60時間費やして加工されます。 

比重を減らし強度を保つことにより、軽く強固になります。 
この加工によりマクロ構造が自然な経年変化によるAged Woodsに近づけることができます。 
ロースト加工することによって木細胞内の樹脂(ヤニ成分)が蒸発又は結晶化します。この決定的な要因が振動伝達をもたらし、

より共鳴するギターを製作できます。 」

サイド&バックはウォルナット単板。飾りにセンターにマホガニーを使用。(ネックの付け根部分すこし

ずれちゃった)エンド部分白っぽい部分は、接着剤の取り忘れ。(雑!)

 

評価 1 6弦が物足りない、 2 写真で判断はできないけど、表板の仕上げが十分でない。(音色には

関係ないはず) 3 ハウザースタイルの設計図では表板の厚みは2.00~2.1を信じて思い切ってやってみた

けど、0.1~0.2mm位は厚い方がよかったか、、、?でもレスポンスはいいね。

評価点数 78点   総シェラック塗装だけども、(ギター内部も)サイド&バックはツルツルになるまでは

塗り重ねていません。いままでは、「バミス」を塗りこんで、導管を潰してましたが、綺麗にしても誰も

評価してくれないし、シェラックの販売店「日本リノキシン」の参考文献を読んでみると、「バミス」は

音色にいいことはない、と書いていました。一応ツルツルにするにはまだ5日はかかる。もうそんなもの、

ヤーメタ!。シェラック塗装がクラシックギターにとって、非常によい塗装であることは間違いない。

だけども、私にとっては、面倒極まりないから、もう「ツルツル」はやめ。

3番目は私の友人(フラメンコ派)これだけは、EQを利かせて2フレット カポ ブリッジ付近で弾いてます。その他のエフェクターは無し。

 


NO 3    今回のハイライト  ハカランダ模様ギター

表板スプルース単板、サイド&バックは、メイプルに0.5mmのハカランダ材をラミネート加工した特注品。

「黙っていれば、ハカランダクラシックギター」実は自分はハカランダギターの音色が好きになれません。

理由?例えば、クラシック音楽のトランペットの音色が好きになれないのと同じ。トランペットなら

「マイルス・デイヴィス」それと同じ。しかし、模様はきれい!

これも、NO 2 と同じく、構造はハウザースタイル。自分はハウザーのギターの音を目の前で聴いたことが

ありません。単純にハウザーの構造をまねただけです。ハッキリ言って作りやすい。なにも、ややこしいことは

してないと思う。その「自然さ」がハウザーが目指した音であったに違いない。

 

 

 

 

 

左の写真、ブリッジの右上細い線が(6センチ)

ほどわかりますか?製作途中で何かにあたって

割れました。低音側も含めて皆さん、ここは

ギターの泣き所。(割れやすい)

すぐ応急処置をし、更に、ある材木のキズなどの

補修専門者にも手当はしてもらいましたが、

傷跡は消えません。「前科者一犯」てところ。

表面板のみ少し着色しました。勿論オールシェラック塗装。

このギター、「マイギター」にしようかな、、弦長も640mm、表面ももっと赤茶色のシェラック塗装を、、

悩んでます。

3本の中で評価はやはり一番の出来上がり。。「前科者一犯」を差し引て8点。

やはりこのギターが音に「芯」があるかな、、バランスもいい。前のウォルナットギターは、ローズウッド材に比べればやや材質が柔らかく、そのせいかな?しかし、基本的には同音色。

3本とも、弦高がひくく、非常にひきやすい。(ヤマハは少しだけ高い)今回は、表板の厚みを薄くすること、弦高を低くすること、(もう少し課題はあるけど)軽いギター、そんなことを

想いながら作りました。まずまずだけど、もっと何か不満足、、それと、約8か月ギターを弾いてなく、10日位練習したけど、ちゃんと弾けない。もう演奏はダメ!

 

ギター製作はたのしい! 手と、足が動けば作りたい。しかし、これで「収入」など決して期待しては

いけません。自分のように、むきになってやるのもどうかなと思います。この8か月いろいろ挑戦したけど

次は何を目的に作るか、「ただいま考えチュー」

« »