ロクオンライフ

ギター修理,製作.音楽録音

サントスモデルの完成

サントスモデルの完成

設計図に忠実に製作しましたが、変更点は

1 弦長 650mm→660

2 本体厚みを2~3mm薄く仕上げた

3 本体の下部も2~3mm狭くした

4 指板 エボニーからハーズアイメイプル(ロースト加工)に。もう満足なエボニーはありません。

価格は少し高くなるけども変更。ロースト加工により、表面は硬く、音の伝達はいい、軽い、

変えるのが当然のこと。

 

 

 

 

バック&サイドはスパニッシュ

シープレス単板。ただし、センター飾りのアクセントにローズウッドを使用して3Pに。

ヘッド飾りはハカランダ、ビューティフル!

 

右側の写真、見えにくいけども裏板に横から見ても後ろから見てもラウンドをつけ、胴厚を薄くした

のを補いました。

 

 

ネックはスペイン式ですが、「外人の鼻」の様な形は基本的に

私はしません。ギターの形にこだわる人は違和感を持つでしょうが、この形の方が、13F,14F,15F、

はるかに押さえやすいから、この形を採用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

サウンドホール周りのデザインは一般のロゼッタは使用しません。この材質はハワイアンカオです。なぜかと言うと、表板を70%位仕上げた時点で、ロゼッタを埋め込む

作業をしますが、一般のロゼッタと左の写真の材木ロゼッタを埋め込んだあとの「タッピングトーン」が歴然と

差があります。材木ロゼッタの方が良いのです。

右の写真、ブリッジはハカランダで、指板、ロゼッタと色の統一感を出すため材料を選別して製作しました。

実際の色はもっとしろっぽくしています。1~2年すれば、表板もこんな感じになり、シープレスも

もっと茶色になるのではないでしょうか。

 

センター飾りのローズウッドの塗装はツルツル塗装はしていません。なお、塗装についてですが、オールシェラック塗装ですが、ギター内部もシェラク塗装をして、劣化防止をしています。

割れ止めは、過去シープレス単板を何台も修理しました。木目に沿って割れやすい材料です。

サイドは合計8本の割れ止め。バックはギター下部、上部に斜めに接着しました。本当はサイド&バックの

板厚をもう少し薄くしようと思ってましたが、サイドは約2mmバックは2.3~2.4ぐらいです。

フラメンコトーンを目指したのは当然のことですが、目指す音からは70%かな、、、

ただし、シープレスとは思えないほどの音量です。弦高は12F、1弦側 2.6mm位、6弦側4mm弱、

フラメンコサウンドを求める方、サドルは余裕があります。低くしてください。(ネックにはカーボンロッドを挿入

しています。順反り逆反りの心配はまずありません。)フラメンコギターとして製作しましたが、ゴルペ板は張っていません。出来栄え、「鳴り」、80点以上。自信満々! 万歳!

製品一覧に掲載しています。以下は私の演奏。スッキリとした音。スペインのフラメンコギターはもっと

音の減衰が速いな、、しかし、最高の出来栄え。

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